怖いマッチングアプリ!事件やトラブルに巻き込まれない予防策が大切

社会人になると出会いが少なくなるといわれていますが、最近ではマッチングアプリ・婚活アプリを利用した出会いが増えているようです。

しかし、アプリをきっかけとした事件やトラブルが多発していることもあり、使うことに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マッチングアプリや婚活アプリの危険性・トラブル事例・対策方法・被害にあった場合にすべきことなどを解説していきます。

ネットで婚活・恋活!マッチングアプリとは

マッチングアプリ・婚活アプリとは、恋人や結婚相手を探すことを目的に作られているアプリです。

有名なものとして、ペアーズ(Pairs)・タップル・ゼクシィ縁結び・Omiai・Tinderなどがあげられます。

いわゆる「出会い系」と同じだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、「出会い系」は大人の男女関係を目的とする一方で、マッチングアプリや婚活アプリでは真剣に交際を考えている人が多くを占めています。

マッチングアプリは怖い?事件・トラブル事例

とはいえ、マッチングアプリでも様々な事件やトラブルに巻き込まれることがあります。
どんな実態や危険性があるのか、具体的に見てみましょう。

①知り合った男性による暴行・レイプ

2018年2月、27歳の会社員女性がマッチングアプリ(Tinder)で出会った外国人男性に殺されてしまった事件があります。

この事件は「大阪民泊殺人事件」と呼ばれ、世間でも大きく話題となりました。
マッチングアプリから殺人事件にまで発展してしまうなんて、怖いですよね。

同じように、マッチングアプリで会った人に暴行や性行為を強制されたという被害も少なくありません。

また、実際に会って被害を受けるだけでなく、メッセージで誹謗中傷や暴言のコメントが送られてくるといったトラブルも多発しています。

②金銭トラブル

  • 結婚詐欺に巻き込まれた
  • 美人局に遭って恐喝された
  • 宗教・マルチビジネスに勧誘された

上記のように、金銭が絡むトラブルに巻き込まれることもあります。

詐欺目的でマッチングアプリを利用する人は親しみやすい人が多く、自分が詐欺に誘導されていることに気づきにくくなっている可能性もあります。

「良い人かも」と思っても、お金の話を出されたら一度疑うことが大切です。

③ストーカートラブル

マッチングアプリによるストーカー被害も報告されています。

住所を教えてしまったために家を見張られたり、教えてもいないSNSアカウントが監視されていたりといったことがあるようです。

会って2~3回の時点など、まだ相手の素性がわからない間はなるべく個人情報を教えないようにしましょう

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④顔写真が悪用される、身バレする

マッチングアプリを利用している人だけでなく、利用していない人でも被害を受けることがあります。

例えば、顔写真の悪用です。
友人が自分の写真を勝手に使ってプロフィール登録していた、という事例が意外と多くあります。

また、自分がマッチングアプリを使っていることを友人や家族にバレてしまうこともあります。

使うことが悪いわけではありませんが、マッチングアプリを利用していることを身近な人に知られるのは少し気恥ずかしいものですよね。

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危険性を最小限に!マッチングアプリでトラブルを防ぐポイント

それでは、上記のようなトラブルに巻き込まれないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
ここからは、マッチングアプリでトラブルを防ぐための予防策についてご説明します。

ポイント①:安全なマッチングアプリを選ぼう

マッチングアプリでのトラブルを防ぐためには、どのマッチングアプリを選ぶかが大事です。
マッチングアプリを選ぶ基準としては、以下を参考にしてみてください。

〇年齢確認だけでなく、本人確認をしっかり行っている

マッチングアプリを選ぶにあたって、本人確認をしているかどうかはとても重要です。

というのも、免許証などの公的書類を提示しないと登録できないシステムであれば、虚偽のプロフィールを記載する人とマッチングすることが少なくなるからです。

加えて、万が一トラブルが発生した際に、登録された個人情報を辿って相手と連絡を取ることが可能になるという点でも安心できます。

〇月額制の有料システムである

また、ポイント制ではなく月額制のアプリを利用するようにしましょう。

ポイント制のアプリは、「出会い系アプリ」である可能性が高いです。
メッセージを送るにはポイントを購入する必要があったりと、月額よりも高額になるケースもあります。

ポイント制アプリはサクラ被害にも遭いやすいため、手を出さないようにしましょう。

〇登録会員が多く、有名なマッチングアプリである

登録者数が多いということは、それだけ満足度や信用度が高いアプリであると言えます。

また、有名な大手企業が運営するアプリ(例えばペアーズやゼクシィ縁結びなど)は会社としても信頼できる安心感があります。

もちろん、有名なアプリだからといって一概に「安全」と言い切ることはできません。
ですが、有名なアプリの多くは管理体制や通報機能がしっかりしているため、トラブルにも迅速に対応してくれるでしょう。

ポイント②:実際に相手と会うときの状況に注意しよう

メッセージでやりとりをしていても、実際にデートをしてみるまで相手の素性はわかりません

「会ってみたら写真と全然違う人だった」「初めて会ったのに体をベタベタ触ってくるデリカシーのない人だった」なんてこともよくあると聞きます。

そのため、特に初めて会う場合には、以下のことに注意してください。

  • お昼に会うようにする
  • 人気の多いカフェや飲食店で会う(個室・密室はなるべく避ける)
  • 自分で待ち合わせ場所を指定する
  • LINEの交換はすぐにはしない
  • 相手の車には乗らない
  • 必ず家に帰るようにスケジュールを組む

最初に会うときは、「仕事帰りに飲みにいく」なんて人も多いかもしれませんが、なるべくお昼に会うようにしましょう。

人気の多い店なら人目も多いですし、いざという時に逃げられるので安心です。
遊び目的の出会いも防ぐことができるでしょう。

また、できれば自分で会う場所を指定してください。
これでマルチ勧誘などの集会所に連れ込まれることを防ぐことができます。

「車で送る」「LINEを交換したい」と言ってくる相手にも注意して、レイプや詐欺被害に遭わないよう気をつける必要があります。
ちなみに「会わせたい人がいる」はマルチ商法や副業詐欺の典型例ですので、気をつけてください。

そして、初めて相手に会う日は必ず終電前に家に帰ることを意識しましょう。
無理に深夜まで引き留めようとしてくる相手とは距離を取った方がいいかもしれません。

マッチングアプリで被害に遭ったときは?|トラブル対処法

いくら気をつけていても、トラブルを完全に防ぐことはなかなか難しいです。
最後に、万が一被害にあった場合の対処法をご紹介します。

運営に違反報告を行う、消費者ホットラインに連絡する

まず、マッチングアプリで何らかのトラブルに巻き込まれたら、通報機能などを活用して運営会社に報告しましょう。

特に性被害や詐欺の場合は次の犠牲者を出さないことも重要ですので、相手のアカウントを停止または削除させることが大切です。

ただ、アプリによっては通報機能やアカウント停止ができないものもありますので、その場合は「消費者ホットライン」に連絡してみてください。

【参考URL】消費者ホットライン

警察に通報する、弁護士に相談する

金銭的被害が大きい場合や、暴行・脅迫・ストーカーなどの犯罪行為に遭った場合には、警察か弁護士に相談することをおすすめします。

特に身の危険を感じているのであれば、早急にお近くの警察署に相談してください。

また、インターネットでのトラブルについてはサイバー警察が担当してくれるので、お住まいの地域のサイバー窓口まで連絡してみるのも良いでしょう。

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一方、相手に損害賠償請求などを行いたい場合は弁護士が適任です。
場合によっては、詐欺商品の契約解除やクーリングオフなどもできる可能性があります。

まとめ

マッチングアプリは、恋人や結婚相手にできるような人を探すことを目的に開発されています。

ただ、性関係が絡む分、ストーカー被害や怖い事件に巻き込まれる危険性もたくさん潜んでいることは事実です。
そのため、利用の際には最大限の注意をするようにしましょう。

そして、仮に被害に遭ってしまった場合でも、ひとりで抱え込まないでください。

行政・弁護士・警察など、相談できる場所は多くあります。
話しにくいこともあるかもしれませんが、話をすることで気が楽になる可能性もあります。
他の人の手も借りて、トラブル解決の糸口を見つけるようにしましょう。

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