2ちゃんねるの歴史徹底解説
誹謗中傷、名誉毀損と様々な問題を抱える「2ちゃんねる」ですが、問題や分裂の歴史を繰り返してきたのをご存知でしょうか?…[続きを読む]
ネット上の匿名掲示板として有名な「5ちゃんねる(5ch.net)」「2ちゃんねる(2ch.sc)」。
誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
ただ、この掲示板には良くも悪くも様々な話題が書き込まれています。
という経験を持つ人も少なくありません。
そこで今回は、5ちゃんねる(2ちゃんねる)で自分の名前をエゴサーチする方法や、個人情報の晒しを受けていないか網羅的に検索する方法をご紹介します。
目次
2ちゃんねる掲示板・5ちゃんねる掲示板とは、インターネット上の匿名電子掲示板のことをいいます。
検索エンジンで「2ちゃんねる」「2ch」と検索すると、両者とも表示されるので同じサイトだと勘違いしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
形式も名前も似てはいますが、実はこの2つはそれぞれ運営者が異なる別のサイトなのです。
現在の2ちゃんねると5ちゃんねるができる前は、元々「(旧)2ch.net」のみが「2ちゃんねる」として存在していました。
しかし、複雑な権利争いがされた結果、開設者かつ初代管理人といわれる西村博之(にしむら ひろゆき)氏が解任され、ジム・ワトキンス氏が管理人となりました。
解任後、西村博之氏は新たに「2ch.sc」を開設し、これが現在の「2ちゃんねる」になっています。
また、ジム・ワトキンス氏が管理人となった「(旧)2ch.net」は2017年に「5ch.net」に変更され、現在の「5ちゃんねる」になりました。
2ch.scは5ch.net(旧2ch.net)の書き込みを自動的に転載することによって成立しています。
つまり、5ちゃんねると2ちゃんねるの書き込みの両方を一括で検索する場合は、2ch.scへアクセスして検索したほうが効率的だということです。
ちなみに、2ちゃんねるの詳しい歴史解説は次の記事に詳細に記載していますので、参考にしてください。
また、上記とは別に2ちゃんねるのミラーサイト(ログ速、mimizun)なども存在します。
それでは、2ちゃんねる(5ちゃんねる)で自分の名前を検索するにはどうすればいいのでしょうか。
ここからは、3つの方法をご紹介します。
本サイトには、主要な匿名掲示板・SNS上に晒された名前をエゴサーチできる「ネット誹謗中傷チェッカー」を設置しています。
簡単にたくさんのコンテンツを検索することができるので、まずはこちらをお気軽にご利用ください。
直接「2ch.sc」から検索する方法もあります。
2ちゃんねる(https://2ch.sc/)のトップページの上側に、検索フォームがあります。
右側にあるタブを変えることで、「スレッドタイトル」「本文」「投稿者」の3つの検索方法を試すことができます。
基本的に本文検索であれば全体をカバーすることができますが、自分の名前を使って成りすまされている可能性があるときには投稿者検索を行うなど、場合によって使い分けてみましょう。
検索自体はとても簡単です。
検索フォームに自分の名前(検索したいワード)を入力し、先ほど紹介した3種類のタブで検索モードを設定してクリックすれば結果が表示されます。
また、2ちゃんねる専用検索フォームとして「Find.2ch」が、5ちゃんねるでは「5ちゃんねる全文検索」や「5chスレタイ検索」がありますので、併せてご利用ください。
Google検索を利用してエゴサーチをかける方法です。
webブラウザ上のURLを入力するところに、以下の文字を打ち込むことで検索することができます。
『site:5ch.net』と『自分の名前』の間には、1つスペース(空白)を入れてください。
もちろん、『自分の名前』はあなた自身の名前に変更してから入力してください。
これにより、Googleエンジンの中でも5chと2chに絞って検索をすることが可能です。
エゴサーチを行う際に、より効率的に検索できるポイントをご紹介します。
上記の方法で自分の名前が書かれているスレッドを見つけたのはいいものの、手作業で上から順番に読んで該当するレスを見つけることは面倒ですよね。
スレッド中には1000件近くのレスが書かれているものもあるので、投稿数が多いスレッドは晒された自分の名前を探すのに骨が折れます。
そこで、時間短縮のためにWEBブラウザ内における検索コマンドを使うことをお勧めします。
まず、該当スレッドの全てのレスを表示した状態にします。
その後、キーボードの「Ctrl」+「F」キーを同時押しすることによって、そのページ内の全てのテキストを検索できる検索バーが表示されます。
使っている環境によって検索バーの表示場所は様々ですが、右上や左上に表示されることが多いです。
入力フォームに自分の名前(検索ワード)を入力してクリックすると、該当するワードが黄色などの色付きで表示されるようになります。
検索で自分の名前を入力しただけでは、同姓同名の他人のことが出てくる可能性もあって見分けることが難しい場合もあります。
その場合には、所属している学校や企業などを追加してスレッドを抽出するという手法もあります。
また、イニシャルやあだ名を組み合わせて検索してみたりと、一工夫することで検索にひっかかることもあります。
【検索例】
※苗字が「佐々木(sasaki)」であった場合のローマ字の頭文字
噂話や誹謗中傷のような悪意を持った書き込みをする人は、「隠語」と呼ばれる間接的な言葉を使って投稿しているパターンがあります。
顔の特徴を呼び名にしたものや、名前の漢字の一部を分解したもの(神をネ申とする)などを使って検索回避を行っているケースも多々あります。
先ほどご説明したイニシャル等だけではなく、もし思い当たるワードがあれば、そういったキーワードで再度検索してみましょう。
詳しくは、以下のページを参考にしてみてください。
以上、2ch・5chのエゴサーチの仕方をご紹介してきました。
あまり影響のない書き込みであったり、削除依頼で削除してもらえたりしたのであればいいですが、誹謗中傷やプライバシー侵害が酷いような場合には法的な対処を検討することも必要です。
もし実生活に被害がでるほど影響を受けているのであれば、発信者(投稿者)を特定して損害賠償請求ができる可能性もあります。
そんな場合には、2ちゃんねる・5ちゃんねるのトラブルに強い弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。