Googleマップの口コミを削除したい!3つの誹謗中傷対策方法
Googleマップでネガティブな口コミや誹謗中傷の書き込みをされたとき、非表示にしたり、削除する方法はあるのでしょう…[続きを読む]
現在、Googleで検索すると様々な店やその口コミを調べることができます。
客として利用するときは勿論、オーナーとして自分の店の評価を知るために閲覧する方も多いと思います。
ところで、口コミの管理によって集客率をあげることができることをご存じでしょうか。
今回は、お店を運営するオーナーさん達に向けて、口コミの返信例文や対処法などをご紹介していきます!
そもそも口コミや返信が必要なのか、疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
実は、口コミとその返信は集客率をあげるために重要なものであることが様々な調査でわかっています。
まずはどんな効果があるのかをみてみましょう。
口コミには以下のような様々な心理的効果があると言われています。
また、口コミを参考にしている人は6割以上いるという統計結果(総務省)もあり、初めて商品を購入しようとしていたり、サービスを利用しようと思ってる人は特に閲覧していると言われています。
加えて、口コミの数や評価が高ければ高いほどローカル検索(検索者の位置情報に基づいて出される検索)でもかかりやすくなるのです。
この口コミに返信することにも、大きな意味があります。
ひとつひとつのコメントに返信することでその店に対する好感度があがり、リピート来店や新規顧客の増加に繋がりやすくなります。
また、口コミに返信がある店舗の方が客が訪れる可能性が高くなったり、コメントや返信の文章にあるキーワードに引っかかって検索率があがるというメリットもあります。
このように、口コミやその返信にはお店の売り上げや人気をあげるための様々な効果をもたらすのです。
では、Googleで検索した際にでてくる口コミに返信するにはどうすればいいのでしょうか。
それにはマイビジネスに登録し、オーナーである確認をとることが必要です。
以下でその手順をご紹介します。
Googleで検索した際に既に店の名前や位置情報といったビジネス情報が出てくる場合は、以下の通りの方法でマイビジネスに登録をします。
検索してもビジネス情報が出てこない場合は、一から情報を入力していきます。
次に、自分で店の情報を管理できるようにするため、なりすましを防ぐためにもオーナー登録の確認を行います。
オーナー登録の確認をするためにはいくつか方法がありますが、一番多く使われている手段がはがきでのオーナー確認です。
以上の流れでオーナー確認ができます。
2週間前後ではがきが届くので、忘れないように注意しましょう。
はがき以外でも、以下の方法でも確認をすることができますが、一部のビジネスでしか利用できません。
「今すぐオーナー確認」をクリックしたときに電話やメールのリンクがでた場合や、Search Consoleでウェブサイト認証をしているときなどは以上の方法でも確認することができます。
詳しく知りたい方はGoogleのページでご確認ください。
【参考】オーナー登録を確認する方法
口コミに返信する方法としては以下の3つがあります。
3つのどれかにアクセスし、返信したい口コミを選んで「返信」をクリック、文章を書き終えたら送信することで返信を投稿できます。
口コミに返信するといっても、どのように書けばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
ここからは口コミの返信についての注意点や例文などをご紹介していきます。
「美味しかった!」「店員さんがとても親切だった」というようなポジティブな口コミがされていた場合は、
という点に気を付けて返信するようにしましょう。
また、専門用語は使わないようにし、簡潔に読みやすくなるように心がけましょう。
では、先述した3点を踏まえた返信の例文を見てみましょう。
『〇〇様
この度はご来店いただきまして、誠にありがとうございました。
お料理をお喜びいただけたようで、大変嬉しく思います。
またのご来店を心よりお待ちしております。』『△△様
先日は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。
期間限定のドリンクに満足していただけたこと、嬉しく思います。
只今の時期は、〇〇を使った期間限定ドリンクをご用意しております。
またお近くにいらっしゃった際は、ぜひご来店くださいませ。』
ポジティブは口コミに関しては、そこまで長文にする必要はありません。
また、典型的な返信にならないように、口コミに応じて「当店の〇〇はどこにも負けないと自負しております」「お客様のコメントをスタッフと共有させていただきます」などとちょっとした工夫を加えると更に印象が良くなります。
口コミの返信で一番難しいのはネガティブな口コミやクレームへの対処です。
「待ち時間が長すぎ」「想像していたのと違った」というようなネガティブな口コミがあったときは、どのように返信すればいいのでしょうか。
まずは、ネガティブな口コミを見ても感情的になったり、言い訳のような返信をしないようにしましょう。
自分の店の悪口を書かれていたら嫌な気分をするのは当たり前です。
しかし、どんな口コミにも誠実にプロとして対応することを心がけましょう。
また、このような口コミに返信する場合は、
といった内容を書くようにしましょう。
電話やメールなどで直接連絡をとってもらえるように提案したり、実際に責任者が返信していることがわかるように自分の名前を入れると、より誠実さが表現できます。
それでは上記を踏まえた返信例を見てみましょう。
『□□様
この度はご来店いただきまして、誠にありがとうございます。
また、ご期待に沿うような対応ができなかったこと、心からお詫び申し上げます。
今回の件について、スタッフ一同真摯に受け止め、研修等を重ねて改善していく所存でございます。
次回は納得いただけるよう頑張りますので、今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。』『××様
先日は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。
また、率直なご意見をお寄せくださり、ありがとうございます。長時間お待たせしてしまったこと、大変申し訳なく感じております。
営業体制等の見直しを行い、心地よい時間を過ごして頂けるよう邁進していく所存でございます。
再度ご来店いただける日をスタッフ一同お待ちしております。』
ネガティブな口コミやクレームに返信する場合は、「お客様が正しい」という前提で書き進めることが大切です。
具体的な改善策や口コミから読み取れる客の感情に寄り添って返信することで、「真摯に対応してくれている」といった印象を抱いてもらうことができます。
口コミといっても、単純にお店の批評が書き込まれているだけとは限りません。
ときには「店員がブサイクだった」というような誹謗中傷の口コミや、同じ文章を何回も投稿するような悪質なものも存在します。
そのような悪質な口コミはどのように対処すればいいのでしょうか。
Googleのポリシーに反している口コミであれば、Googleに申請をすることで削除してくれることがあります。
Googleのポリシーを確認して該当するような口コミであれば、報告して削除申請をしましょう。
【参考】Googleポリシー一覧
削除申請の流れについては以下のリンクで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
しかし、「料理がくそまずかった、二度と行かない」というような、言葉使いが不適切な口コミであっても内容は不適切でない場合は、削除されることがほとんどありません。
このような口コミがされてしまったときは、店の改善点を教えてくれた貴重な意見だと受け止めるようにしましょう。
また、返信だけでなく指摘された点の改善に努めるといった対処もしっかり行いましょう。
ただ、上記のような口コミが表示されていると、どうしても印象が悪くなってしまい気分もよくありません。
そんなときは、口コミの数を増やすことでネガティブな口コミを埋めてしまうことも一つの手です。
勿論、身内に口コミを強制投稿させたり、金品を渡して投稿してもらうようなことはしてはいけません。
お客様にさりげなく「よろしければ口コミでの評価をよろしくお願いいたします」などと声掛けをすることで、口コミ投稿を促すようにしましょう。
また、ビジネス情報を充実させることも評価をあげる方法のひとつです。
マイビジネスを利用すれば内装や外装の写真をあげることもできますし、簡単に公式HPを作ることもできます。
おすすめのメニューやこだわりなどを記載して、自分の店が好きそうな方に多く来店していただけるように頑張りましょう。
以上が口コミに対する返信例文や注意点です。
口コミは本音で書かれやすい分、悪い点を指摘されることも多々あります。
しかし、全部星5評価だと逆に信頼できないという心理も働くため、実はネガティブな口コミが何個かあるぐらいがちょうどいいと言われています。
もしネガティブな口コミが書かれていても、チャンスだと思って適切に対処するようにしましょう。