逮捕歴の削除方法!前科・犯罪歴ネットニュース記事を削除する全手順
逮捕歴の記事や、前科情報がネット上で拡散すると、書き込みを受けた本人は極めて大きな不利益を受けるので、情報を削除する…[続きを読む]
目次
Google検索結果には、大きく分けて下記3つの要素が表示されます。
①サジェスト・入力補助 | 検索欄に、検索ワードを入力中に検索ワード候補が表示されるもの。 |
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②関連キーワード | 検索ワードと組み合わせて検索されるキーワードや、関連性の高いキーワードを機械的に収集し、検索回数の多いものを自動的に表示することで、再検索を補助する機能です。関連検索ワードは、検索結果の検索語入力欄の下や、ページ下部にリンクで表示されます。 |
③検索結果 | 検索ワードを入力して、検索した結果 |
特に①サジェスト・入力補助は、検索欄に表示され、検索ユーザーへの影響が大きい部分で、ここに「ネガティブな情報」が表示され問題になる場合があります。
今回は「①サジェスト削除・入力補助」に関して、知っておくべき情報を解説致します。
Googleやyahooなどの検索エンジンの検索ボックス・検索窓に検索キーワードを入力した時、あるいは、入力ワードを入れている途中に、検索キーワードと一緒に検索される確率が高い複合検索ワードを予測して、自動的に表示する機能を「サジェスト機能」と呼びます。
他の言い方としては、下記のようなものがあります。
元々は、2011年にGoogleはサジェスト機能を実装しました。
従来は10個されていたサジェストは、現在は8個表示されるように変更されています。また、スマホとPCでは、Googleサジェストワードが違うことがあります。
しかしそんなGoogleサジェストですが、問題点もあります。
たとえば、会社名で検索した場合に「ブラック」が併せて表示されたり、倒産もしていないのに「倒産」と出ると風評被害になりますし、不起訴であったのに自分の名前検索(エゴサーチ)で「逮捕」「前科」などのようにサジェスト表示されてしまうと、検索ユーザーに誤解を与える可能性があり、大きな問題となります。
近年、Googleサジェスト機能によって表示されるネガティブな言葉が、裁判で名誉毀損やプライバシー侵害にあたると判断が下されるケースが出てきました。
身に覚えのない記事、あるいは、過去に起こしてしまった「前科」がでるサジェスト機能は、事実だとしても、ある一定の条件が満たされればプライバシー侵害として削除が可能になる場合があるということです。
また、裁判については、下記記事も詳しいため、併せてご参照ください。
YahooとGoogleではサジェスト表示、予測変換の仕組みが違うので、「なぜこのワードが表示されたのか?」と理由を考える上で参考にしてください。
Yahooサジェスト予測変換の表示の仕組みは簡単で、下記のとおりです。
たとえばSNS(Twitter)や2ちゃんねるに話題に上がってきたテーマを、さらに多くの人が書き込んだりすると、リアルタイムに予測変換に反映されるのがYahooの特徴です。
また、大量の検索の打ち込みによる反映についても、Yahoo予測変換の特徴といえるでしょう。
Googleはサジェストが操作されないように、クエリに関するページがしっかり存在していること、また、ページ内にそのキーワードが含まれていることなどを、検索サイト上から裏付けをとった上で表示します。
つまり、Yahoo検索と異なり、大量に検索されたからといって、必ずしも表示されるわけではありません。
Googleのサジェストを操作することは難しい理由はそこにあります。
しかし、2ちゃんねるなどの、拡散しやすいサイトに大量に書きこまれた場合、関連ワードとして表示される可能性があるので、対策する場合は、そういったページを削除していくことが重要になります。
サジェスト削除・非表示サービスを展開しているサイトを比較検討してみました。
削除・非表示手法 | 法的アプローチ |
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特徴 | 逆SEOを使わず、削除成功率が99%であること。ノーリスクなのが特徴的。 弁護士に関する記載はなし。 |
削除期間 | 3週間~5週間 |
料金 | 記載なし |
削除・非表示手法 | システム的な打ち込みをしている模様。 |
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特徴 | ログをとって削除の経過を確認できる。 |
削除期間 | 施策開始より2ヶ月~3ヶ月 |
料金 | 記載なし |
削除・非表示手法 | 顧問弁護士による法的処置でネガティブワードを削除する |
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特徴 | 弁護士が削除申請代行を行うと明記している |
削除期間 | 記載なし |
料金 | ¥84,000~ |
Googleサジェスト削除や関連キーワード削除は、システム的な対応が難しいため「法的アプローチ」で弁護士が代理で削除申請するサービスが多いことが特徴です。
しかし、誹謗中傷業者は、そもそも法的代理人になることができません。
また、誹謗中傷業者が、本人になりすまして、削除申請することも違法行為です。
弁護士以外の業者が、代行削除申請することは、非弁行為となるのでサービス提供会社がどのように削除するのか確認し、弁護士を通した削除申請であるか必ず確認が必要です。
仮に弁護士資格がないものが、代理削除申請をすると「違法行為にあたる可能性」があり、トラブルの元となります。
なお、Googleへの削除申請時にも、第三者が申請する場合、法定代理人の資格をもっているか確認が問われます。
では「依頼主→誹謗中傷業者→弁護士→削除申請」というかたちで、誹謗中傷業者が仲介して削除申請した場合はどうなるでしょうか?
残念ながら、報酬を受けとって弁護士を紹介する行為も、非弁行為で違法です。
※誹謗中傷対策業者から弁護士への委任状のサインを求められた場合は、非弁提携の恐れがあるため要注意です。
弁護士には、報酬を受け取っての仲介が弁護士法で厳しく禁止されているため、直接依頼しかできません。
更に、「無料で紹介しているので問題ない」という誹謗中傷業者がおりますが、本当の弁護士なら、依頼主と直接契約しないで仕事を受けることはありません。こちらも注意が必要です。
Googleは「オートコンプリートポリシー」に違反しているサジェストワードに対しては、削除対応してくれます。そのため一度、自分で削除申請を試してみるのも良いでしょう。
露骨な性表現を含む検索候補
Google では、露骨な性表現や下品な描写を含む検索候補を削除します。ポルノ用語またはポルノに密接に関連する用語は、検索候補から排除されます。ただし性教育に関連する場合など、人体構造に関する医学用語または科学用語を含む検索候補は認められています。集団および個人に対する差別的な検索候補
Google では、人種、民族、宗教、障害、性、年齢、国籍、従軍経験、性的指向または性同一性に基づいて個人や集団を中傷する、または侮辱する表現を含む検索候補を排除します。暴力的な検索候補
Google では、あからさまな暴力描写を含む検索候補や、一般的に暴力を助長するような検索候補を排除します。危険かつ有害な行為を助長する検索候補
Google では、現実的に危害をもたらす恐れのある危険な行為、または犯罪行為を奨励する検索候補を排除します。参考外部サイト:Google検索ヘルプ「オートコンプリート ポリシー」
まずは、下記のフォームを使って削除申請してみることをお勧めします。
https://support.google.com/legal/contact/lr_legalother?product=searchfeature
但し、削除申請は1回目が勝負になります。何度も申請すると、Googleは「既に一度回答しております」と、返信が来るようになりますので、何度も申請ができるわけではありません。
自分で削除申請はできますが、法的な知識に乏しく、削除理由など明確に記載できない場合は、弁護士に依頼して、削除申請してもらうとよいでしょう。
また、どういうワードなら削除申請で消えるか弁護士は経験上わかるので、無料相談を利用して削除かのうか事前にきいてみてもよいでしょう。
そもそも削除申請自体は、自分では「何が権利侵害にあたる表現なのか」判断が付かず申請理由も、分からないことが多いでしょう。
ネットの情報を鵜呑みにして、そのまま自分で削除申請を書くのではなく、専門家の判断をもらって、関連ワードのどの部分が、法律に照らして権利が侵害されているのか、適切に申請を出すことが、確実な削除対応へとつながると言えるでしょう。
ネットに強い弁護士を探して、直接弁護士に相談し、弁護士に削除依頼し、弁護士による代理削除申請、法的な裏づけをもって申請しましょう。
なお、削除依頼に、対策業者が仲介すること自体、責任の所在が不明でトラブルの元になります。
本サイトでは、関連検索キーワードでの誹謗中傷に強い弁護士を掲載しており、無料相談も受け付けておりますので、悩まず、まず相談してみましょう。
弁護士削除・削除申請フォームで削除できなかった場合は、専門業者に相談する方法が良いでしょう。
システム的にも対応しているので相談してみるとよいでしょう。