Twitterアカウントが凍結されたら|原因と異議申し立てで解除する方法

Twitterの凍結解除
「いきなりTwitterの機能が使えなくなった」
「Twitterのアカウントが凍結されたと表示された」

そんな経験をしたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

アカウントや機能が一時的とはいえ、いきなり使えなくなるのは不便なもの。
また、原因に心当たりがないのに凍結されるのも困りますよね。

そこで今回は、Twitterが凍結される条件・理由、凍結の解除方法などをご紹介していきます。

Twitterの凍結とは

Twitterでは、安全に運用するためにTwitterルールや利用規約などに違反した場合、アカウントにログインできなくなったり一部機能が制限されたりすることがあります。

アカウントが制限される機能として、「凍結」以外に「ロック」というシステムもあります。

少しずつ内容が変わりますので、それぞれ簡単に違いを見てみましょう。

ロック

ロック」はTwitterを立ち上げたときにログインできず、「このアカウントはロックされています」というメッセージが表示されます。

そもそもログインすることができないため、フォロー・ツイート・リツイート・いいねなどをすることもできません。
タイムラインも見ることができなくなります。

また、他のユーザーが自分を検索・閲覧しても、「このアカウントは存在しません」と表示されます。

ロックは自然解除される場合もあり、その場合には違反の内容に応じて12時間から7日間までの制限時間が設定されます。

凍結

凍結」はログインはできるものの、フォロー・フォロワー数が0になり、閲覧しかできません。

また、「アカウントが凍結されています」と表示され、他のユーザーにもこの表示が見えるようになっています。

1・2回程度であれば通常の凍結(本凍結などと呼ばれています)で済みますが、何回も凍結されていたりすると「永久凍結」される可能性があります。

永久凍結は最も厳しい対応で、当該アカウントはもちろん、他の自分のアカウントも使えなくなり、新しくアカウントを作成することまでもできなくなってしまいます。

永久凍結までいってしまうと、解除されることはなかなか無いと考えてください。

Twitterの凍結|凍結される基準・理由とは?

凍結やロックが行われるのは、基本的にTwitterルール・利用規約・法令に違反した場合になります。

そのカテゴリーとしては、大きく分けて以下の3つがあげられます。

  1. セキュリティ
  2. プライバシー
  3. 信頼性

①セキュリティ

Twitterを利用して犯罪を行うなど、Twitterや他人の安全を害するような行為を行った場合はセキュリティ違反として凍結されることがあります。

具体的な内容は、以下の通りです。

  • 暴力表現、脅迫
  • テロ行為、暴力的過激主義の助長
  • 児童の性的搾取
  • 攻撃的な行為、嫌がらせ
  • 人種差別などのヘイト行為
  • 自殺または自傷行為
  • 写実的な暴力描写や成人向けコンテンツを含むセンシティブな画像・動画の投稿
  • 違法または特定の規制対象商品・サービスの取引

誹謗中傷や名誉毀損のツイートなどもこれに当てはまると考えられます。

②プライバシー

個人のプライバシーを侵害する行為は、プライバシー違反として凍結されることがあります。

具体的な内容は、以下の通りです。

  • 他人の個人情報を合意なく公開する
  • 合意のない裸体の描写

③信頼性

本人ではない人がアカウントを使うといった、アカウントの信頼性を疑われた場合にも凍結されることがあります。

具体的な内容は、以下の通りです。

  • プラットフォームの勝手な操作およびスパム
  • 市民の清廉性の低下(選挙などの妨害等)
  • なりすまし
  • 他人を欺くために作られた合成されたメディアなどの投稿
  • 著作権および商標の侵害

特にスパム行為で凍結されるケースが多く、短時間に大量のフォロー・フォロー解除などを行う、複数のアカウントから同内容をツイート・リツイートするなど、自分でもやってしまいがちな行為がスパムと間違えられて凍結されることがあるので注意しましょう。

他にも、誕生日を設定した際にアカウント設立日に13歳以下だったと判断されて凍結されるケースもあるようです。(※)

※Twitterは13歳未満は利用することができません。

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Twitterで凍結されたら警察に逮捕されることがあるの?

Twitterのアカウントが凍結されてしまったとき、

「警察に逮捕されることはあるの?」
「警察に居場所がバレてしまった?」

というような悩みをもつ人もいます。

正直にいうと、場合によって判断が分かれるため、明確にはお答えすることはできません

ただ、SNSは膨大な利用者がおり、一つ一つを警察が調査して逮捕までたどり着くのはとても労力がかかります。

そのため、よほど悪質な行為をしている場合でなければ、警察に逮捕されることはないと考えていいでしょう。

しかし、著作権侵害は著作者本人が刑事告訴すれば逮捕されることがあるかもしれませんし、児童の性的搾取(パパ活など)を呼びかけるようなアカウントの情報は警察に提供されているため、そこから逮捕に繋がる可能性がないとはいえません。

匿名だからといって、Twitter上でバレたら逮捕されそうな行為はしないことが大切です。

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凍結を解除する方法|自分でできる・できない場合

Twitterの凍結やロックは、自分で解除できるものもあれば、自分では解除できない場合もあります。

ここからは解除方法について解説していきます。

自分で解除できる場合

自分で解除できる場合は、Twitter側から画面上で指示を受けます。

  • 違反ツイートを削除する
  • メディアやプロフィールを変更する
  • メールアドレスや電話番号で認証を行う

このような指示を受けた場合は、指示に従うことで凍結やロックが解除されることがあります。

ロックの場合、指示通り削除や修正を行ったあとでも一定期間はアカウントや機能が使えないことがあります。
そのときは、時間が経過するのを待ちましょう。

自分で解除できない場合|異議申し立て

自分で解除できない場合は、異議申し立てを申請する必要があります。

異議申し立ては、専用のプラットフォーム(https://help.twitter.com/forms/general?subtopic=suspended)に必要事項を記入して送信してください。

必要事項は以下の通りです。

  • 問題がどこで発生しているか
  • 問題の詳細
  • 氏名
  • Twitterユーザー名
  • メールアドレス
  • 電話番号(日本未対応・任意)

「問題の詳細」という欄に、異議申し立てのための理由を書き込みます。
自分のアカウントがTwitterルールに違反していない理由や、思い当たる理由がないことなどを丁寧にわかりやすく記載するようにしましょう。

フォームを送信した後はTwitterからメールが届くので、中身をよく読んで指示に従ってください。

まとめ

以上が、Twitterの凍結の原因や解除方法です。

凍結は、自分が知らないうちにしてしまっていた行為でされてしまうケースがあります。
もし凍結やロックをされてしまった場合には、先述した解除方法を試してみてください。

また、身元不明のアプリをダウンロードしたらTwitterアカウントが乗っ取られてしまった、というケースもあるようです。

そのため、なぜ凍結やロックをされてしまったのかという原因を確認して、場合によっては解除以外の対処をすることが必要だということも、頭に入れておくといいかもしれません。

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